診療看護師紹介
みなさま、こんにちは。診療看護師の池内寛記です。
私は大学院の2年間で医学を中心に学んだ後、2016年に日本NP教育大学院協議会が認定する診療看護師資格試験に合格し、従事しています。
診療看護師は医師や他の医療従事者と連携・協同し、対象とする個々の患者の診療上および療養生活上のニーズを包括的に的確に評価し、倫理的かつ科学的な根拠に基づき、必要とされる絶対的医行為を除く診療を自律して、効果的、 効率的、タイムリーに提供し、患者および患者家族のQOLの向上を図る能力を有する看護師とされています。
今は資格取得後2年間の臨床研修を終えて院内で横断的に動いています。胃ろうのボタンの交換や動脈からの採血、腕からの静脈カテーテル挿入などを行う傍ら、病棟患者さまを医学と看護の両方の観点から捉えて様々な看護問題の解決に向けて実践しています。必要時には医師と看護師の中間的な役割を担う診療看護師の立場を活用して医師、多職種と連携を取り合いながら患者さまが一日でも早く回復できるよう支援させていただいています。さらに救急センターでは医師の監督下で患者さまに問診をさせていただくことをはじめ、身体診察、必要な検査の代行入力などの初期診療に携わり、救急センター担当医の業務負担軽減も図っています。
また診療看護師である一方で救急看護認定看護師でもあるため外来スタッフと協働し、苦痛を持って来院される患者さまに対して、質の高い看護が提供できるように日々、研鑚するとともに、より一層患者さまが安心して受診していただけるような体制づくりにも力を入れています。
診療看護師 池内寛記