看護部について

3階西病棟

3階西病棟は急性期病棟で、内科、外科、婦人科などの混合科を担当しています。入院された患者さんが早期に住み慣れたところに退院できるよう、入院時から多職種でのカンファレンスを積極的に行っています。高齢社会の中で、入院をきっかけに元の生活に戻れない患者さんもおられます。しかし、医師をはじめ、看護師、リハビリ、栄養科、薬剤師、医療相談員それぞれの持っている知識や情報を提供しあい「本人の気持ちはどうだろう」「ご家族の希望は何だろう」「それをかなえるために何ができるのか、何をしたらよいのか」など、患者・家族の意思を尊重した退院支援ができるよう、役割や目標のすり合わせを行っています。

2年以上続く新型コロナウイルス感染症は未だ収束の兆しはなく、今現在も面会制限を余儀なくされています。だからこそ、オンライン面会や電話で、定期的かつ必要時に丁寧に状態をお伝えすることで、患者さんに力をつけていただきたいと願っています。

産婦人科では立会い出産の再開を夢に見ながらお母さん、赤ちゃんのケアを行っています。当院の産婦人科の強みは、妊娠から子育て期まで行政とともにサポートする連携体制があることです。助産師の実習施設としても大変好評で、満足度の高い妊産婦ケアを提供しています。